僕等は。 [詩]

僕等は 


望んだ訳でもないけれど

かといって 

それほど嫌な訳でもないけれど


此処に今 立っている


さて

何をしようか


歩き続けてみる?

ステップをかえて

小石を軽く 蹴飛ばして


空を見続けてみる?

一日として

同じ空は無いはずだよ


そうしていれば

きっといつか 宝が堕ちてくる


急がなくていい

焦らなくていい


ただ生きているだけで

幸せは 僕らを包み込んでくれるはずさ


僕等は

苦しむために

捨てられるために

はたまた

己で己を殺すためなんかに

生まれてきた訳じゃない


君が呼吸をする

その一秒に

価値がある


だから

ねぇ 聞いて


苦しくなったら

本来の生きる意味を取り戻そう





とりあえず

僕と一緒に 生きてみないか




悲しくなったらとりあえず歩こう。 道端に花が咲いているかもしれない。

忘却。 [詩]

私の記憶をフワリと乗せて 桜がヒラヒラ散ってゆく あなたの瞳の色を映して 涙がホロホロ伝ってゆく 刻が満ち 欠け 繰り返される ふわり ふわり 忘れてゆく 顔も 声も 優しかった匂いさえも  心からゆっくりと滴り落ちて あんなに 泣いていたのに 「いつまでも一緒にいたい」 そう 思っていたはずなのに 私に何が残っただろう あなたの何を憶えているだろう 「忘却」 それは  別れの苦しみを和らげる 切なくも美しい 心の魔法



こういうのも大切なんだ、って言われたから。

そうしないとやっていけないんだって。

貴方に言われるなんて…悲しい……。

Wish-願い- [詩]

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君はまるで

届くはずのない

星のよう


いつかきっと

私の前から 消えてしまうんだ


だから


君のいる 今だけは

君のこと 好きでいさせて


どうか 私の前から 消えてしまわないで

弱虫な太陽と 君という名の星 [詩]

消えろと叫んでいたにも関わらず

今度は待ってと泣いている


強がりで弱虫な太陽には

やっぱり君が必要だった


たくさんすぎる星の中の たったひとつ

君という星。
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